こんにちは。ERP事業部本社開発部の佐藤です。
本日のブログでは、貢献利益、営業利益とは何かということについて書いていきたいと思います。この2つの言葉に関して、言葉だけは聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それぞれの言葉が何を意味するのかということまで説明できるという方は少ないのではないでしょうか。今回はこの2つの言葉について説明したいと思います。
貢献利益、営業利益とは
前回のブログで、仕入にかかる費用を変動費といい、一方、家賃等の固定でかかる費用を固定費ということを書きました。売上高が0円の場合、変動費は発生しませんが、固定費は発生します。
このように「原価」は、変動費と固定費に分けることができ、売上高から変動費(仕入)を差し引いた金額を貢献利益、売上高から、変動費と固定費を差し引いた金額を営業利益といいます。貢献利益は、固定費の回収と、営業利益の獲得に貢献する利益であり、貢献利益が固定費よりも高くなると、営業利益が生まれるということになります。
では、ここからは実際の表を見て、貢献利益と営業利益の計算をしていきたいと思います。
上の表のように、売上高、変動費、固定費が決まっていたとします。貢献利益に関しては、売上高から変動費を差し引いた金額となるため、4,000円となります。営業利益に関しては、売上高から変動費、さらに固定費を差し引いた金額になるため、3,000円となります。
参考文献:山本 継(2022)「土日で合格る日商原価計算初級」中央経済社
まとめ
いかがだったでしょうか。本日は、貢献利益、営業利益とは何かということについて書きました。前回ブログの続きの内容となっているため、「前回ブログをまだ見てないよ」という方は、ぜひそちらも見てみてください!
たくみの圧倒的成長ブログ#15 原価計算ってなんだ?最後まで読んでいただきありがとうございました!