エビデンスについて

こんにちは、最近テーブルを買った進士です。それを同期に話したところ、間髪いれずに「落書きしに行くね」と言われました。いたずら好きな同期たちですね。

最近単体テストや結合テストを実施することが増え、エビデンスをとる機会が多くありました。
ということで、今回はエビデンスについてお話します。

エビデンスって何?

エビデンスとは、テストをしっかりと実施したこと、テストの実施結果が想定通りであることを示す証拠や根拠のことです。
何をエビデンスとして残すかはテスト内容によって変わりますが、特に多いのはテスト実施前後の画面のキャプチャやDBのレコードです。
稀に受信したメールやPDF、Excelなどが対象になる場合もあるため、不安な時は何をエビデンスとして残すべきか先輩に聞くことをおすすめします。
次に、私がエビデンス取得の際に使っているツールやコマンドなどを紹介します。

Fire Shot

主にChromeでページ全体のキャプチャを撮る時に使用します。
スクリーンショットは画面に写った部分しか取得できませんが、Fire Shotを使えば一瞬でページ全体のキャプチャが取得できます。
Chromeを使ったテストをする際はぜひ使ってみてください。

tailコマンド

主にログを取る際に使用します。テストでは、システムエラーなどが発生していないかを確認するために度々ログを取る場面があります。
しかし結合テストなど複数人が同時にテストを実施する際、ログが混ざってどれが自分の実施した箇所なのかわからなくなり、探すのが面倒なことが多いです。
そこで使用できるのがtailコマンドです。

tail -f ログファイル名 > 新しいログファイル名

本来ログは全て[ログファイル名]に書き込まれるため、膨大な量のログから自分が実施した箇所を探す必要があります。
しかし上記のコマンドを打つと、打った直後からCtrl+Cで終了するまでのログが[新しいログファイル名]に書き込まれます。
同じタイミングで別の人が処理を行えばそれも書き込まれてしまいますが、元のログファイルから探すよりも格段に手間が減るのでとてもおすすめです。
以前同期に教えてもらったのですが、とても便利なので度々使わせてもらっています。

今回はエビデンスや、エビデンス取得に使える便利なコマンドなどを紹介しました。
テストは項目数が多い、事前のテストデータ登録が大変、など実施に時間がかかることもあります。少しでも自分の負担を減らすため、ぜひ快適にエビデンスを取得できる方法を探してみてください。