今日の加藤 vol.15 – スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その4)

皆さんお久しぶりです!
OB事業部 開発部 PM開発グループの加藤です。

時の流れは早いもので、もう冬になりますね。
皆さんは、最近いかがお過ごしでしょうか?
かくいう自分はというと、まあ。。

今年が終わる

はい、これですね。
早いもので、今年も残すところあと2週間ちょっとですね。
皆さんは年末いかがお過ごしのご予定でしょうか。
お掃除をしたり、福袋の予約をしたり
なんだかんだ忙しい時期ですよね。
とはいえ、今年の締めくくりになるわけですから
心地よく新年を迎えられるように、
やり残している用事は済ませておきたいところです。

さて、余談はこれくらいにしておいて
ここからは本題である、「スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その4)」について
お話したいと思います!
 
 
ちなみに過去のスクラム開発関連の記事をご覧になられていない方は、
こちらからご覧いただけるとより本記事を楽しめると思いますので
良ければご覧ください!!
 
 

レトロスペクティブ手法(Good & New)

Good & New とは

Good & Newと聞くと、皆さんはどのような印象を感じますでしょうか?
何かポジティブな印象を感じる方も多いのではないのでしょうか?
はい。皆さんのご想像の通り、非常に前向きな振り返り手法となっております。

具体的には、アメリカの教育学者ピーター・クライン氏が考案した手法となっています。
今回の記事では、当手法について説明させていただきます。

Good & New のやり方(その1~その3)

その1

Good & New を始めるに当たって、チームメンバー(3~10名ほど)を集めましょう。

人数については、一見そこまで気にする必要がなさそうな要件ですが、

万全のコンディションでコミュニケーションの活性化させるには、

非常に重要な項目ですので、ちゃんと注視してメンバーを招集するようにしましょう。

その2

メンバーが集まったら、続いては全員で直近24時間以内に体験した「良かった事」、「新しい発見」等々を

考えます。まさに本手法のネーミングにもつながってくる非常に重要な作業なので集中して行いましょう。

ここで重要なのは些細な(小さな)事でも、漏れなく挙げていくことです。

周りがどう思うかは、一先ず置いておいて自身の本心に正直になり、挙げていきましょう。

その3

最後です。恐らく自身の中で沢山の「良かった事」、「新しい発見」が挙がっていることかと思います。

では、それらをチームメンバーに共有していきましょう。

共有の際は、大体1人当たり1分を目安に行います。
また、チームメンバーは話を聞くに当たっては明るく、前向きな雰囲気を心掛け、話が終わったら拍手をしましょう。

全員が1周共有し終わったらGood & New は終了となります。お疲れ様でした。

ここまでやればチーム全体が良い雰囲気になり、チームメンバー間の相互理解が深まること間違いなしです。

※とはいえ、良好なチームの雰囲気を保つためには、長期的なチームメンバー間でのコミュニケーションが重要です。

手法は文字通りあくまで手段にすぎませんので、この手法の結果に満足せず普段からコミュニケーションを図っていくようにしましょう。

最後に

ここまでGood & Newについて、簡単にご説明しましたが、Good & Newはレトロスペクティブ手法の中でもメジャーなものになります。
今後も本ブログでは様々なレトロスペクティブ手法についてご紹介する予定です。ですが、もし興味がある方はご自身でも是非調べてみてください。

多少でもこの記事を見てスクラムについて興味を持ったり、理解を深めてくださる方が一人でも多くなれば、加藤は嬉しい限りです。

また、本記事のGood & Newについてはこちら(ハタラクカルテ)でも詳しく書かれておりますので、もっと詳しくお知りになりたい方は是非ご覧ください。

 
 
~あとがき~
さて、今回はスクラム開発のレトロスペクティブ手法についてお話してきましたが、
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日もそろそろお別れの時間みたいですね。
また、次の投稿でお会いしましょう!
 

加藤
加藤

次回、今日の加藤 vol.16 – スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その5) 乞うご期待!!!!