論理ゲート③

今回は5つのテーマのうちの「5. 会社では習わないけどちょっと使えるコンピュータの知恵」についてご紹介いたします。

前回に引き続き、論理ゲートを解説いたします。これで最後です。

今回は、残りのXORとEXNORをご紹介いたします。

XOR

 XORはORによく似た論理ゲートです。2つの入力のうちどちらかが入力された場合のみONになる回路です。

真理値で言うと。0,1,1,0になります。

↑が回路図で書いたものになります。

XORが使われているもの

自分の家にありました。1階から2階へ行くときの照明のスイッチです。

1階と2階に1つずつスイッチがあり、1階で点けて上った後2階で消すことができますね。

これはXOR回路だからできることです。

↑が消えている状態の回路図です。両方ともオフの状態です。
1階で点けて
2階で消します。

EXNOR

 XORを反転した論理ゲートです。なので1,0,0,1という真理値になります。

↑EXNORの回路図です。XORとNOT回路をつなげたので複雑になってしまいました。

まとめ

今回のまとめです。

  • XORゲートはいずれか片方のみの入力で結果がONになる。
  • EXNORゲートはすべての入力がOFFの時とすべてがONの時に結果がONになる。

今回は以上です。