こんにちは!
ERP本社開発部の大畠です。
最近は新型ウイルスの再拡大などもあり、在宅勤務を利用し始めました。
会社とは違った環境での作業は、メリットもデメリットもありますね。
(詳しいことはまた次回以降に本ブログにて紹介したいと思います!)
企業–学生間で適性を確認する(ES・面接等)
さて、今回の話題は「私の就職活動④-ES・面接編-」です!
前回の「私の就職活動-企業分析編-」に引き続き、
私がES・面接時に意識していたことについてご紹介します。
ES(エントリーシート)
まず、ES(エントリーシート)とは企業側にとってどういう役割を果たしているのでしょうか。
学生側からするとESは、
就活において学生が企業に提出する「応募書類」の一つ。企業に対して最初に自分をアピールする場となります。面接時の参考資料として使われるとともに、大手企業などでは選考の第1段階になることも多いです。
という認識です。
反対に企業側からすると、
ESは「面接で直接話を聞きたい学生を選考するためのシート」ということになります。
企業がESを読んでその学生が自社に欲しい人物像であると判断すると、選考が先に進み、面接が行われるということです。
つまり、次(面接)につながるようなESを書くためには、
まず企業のことをよく知り、「どんな人物像の社員を求めているのか」を考える必要があります。
(企業分析はこのためにも必要です。)
例えば、
求められている人物像が“協調性のある人”だとします。
これに対し、
「〇〇部の部長を務め、文化祭では方向性がバラバラだった部員たちを一つにまとめ上げ、●●という結果を得た」というエピソードは、一致しているでしょうか?
“協調性がある人“を言い換えると、”相手の立場に立って物事を考え行動に移す人“です。
対してこのエピソードだけでは、協調性<リーダシップのほうが強調されてしまいます。
従ってこのエピソードは、
修正前⇒「〇〇部の部長を務め、文化祭では方向性がバラバラだった部員たちを一つにまとめ上げ、△△という結果を得た」
修正後⇒「〇〇部の部長を務め、文化祭で意見が対立してしまった時には、少数派の意見を主張する部員たちに積極的にヒアリングを行い、結果として全員一致の中立案で文化祭を成功に導いた」
という風に「自分が求められている人物像に当てはまっていること」をアピールできるものにすると良いと思います。
もちろんこれに限らず、
面接など自分の特性や技能を相手(企業)にアピールする場面では、
一貫して「自分は御社が求めている人材で、自分も御社に入社したい」という思いをアピールする意識が常にあるとやりやすいです。
これに準ずると、ESは「自分は御社が求めている人材である」とアピールする部分になると思います。
面接
(ESを含んだ)書類選考・適性検査を突破すると、いよいよ面接です!
多くの企業面接では、1次、2次、3次…というように回を重ねることが一般的ですが、
そんな中で学生の方を悩ませるのが、「何度も面接できるほどエピソードがない」ことだと思います。
しかし、個人的な経験からすると、
むしろ「ESと話す内容は変えない方が良いことが多い(=求められたら違うことを話す)」ことが多かったです。
何故なら企業側はESを読み、その内容通り(またはそれ以上)の学生と面接することを想定しているためです。
例えばESでは協調性をアピールしているのに、面接ではリーダシップをとれることをアピールするとなると、
企業側は「この学生はどっちの気質のほうが強いのだろう…?」となり、
途端に人となりがぼやけてしまうのだと思います。
ここまではESと同様に「自分は御社が求めている人材である」とアピールするパートでした。
しかし、面接では「自分も御社に入社したい」という熱意を示すことも大切だと思います。
私の場合は、質問することで熱意をアピールしていました。
例えば、
・社員数に対して利益率が高い
⇒「会社全体で作業効率を意識した働き方をしていると見受けられるが、具体的にどのような社内制度や風土が効果的に作用しているのか?」 等
という風に、企業分析で調べたことを、より発展させるような質問が多かったです。
最後に
ということで、(結局)長らく続いた「私の就職活動」シリーズもこれで最後となりました!
シリーズ序盤でも申し上げた通り、この私の考え方がすべての方に当てはまるわけではありません。
しかし「この人考え方あいそうだな~」とどなたかに思っていただけたのなら、
それだけで意味はあったのではないかなと思います。
大変だとは思いますが、このブログを見ている方々の就職活動が上手くいくことを願っています。
ご縁があれば、是非一緒にSIで働きましょう!
(次回からはもっとコンパクトな記事を……)