今日の加藤 vol.21 – スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その10)

皆さんお久しぶりです!
OB事業部 開発部 PM開発グループの加藤です。

皆さんは、最近いかがお過ごしでしょうか?
かくいう自分はというと、まあ。。

3月中旬

はい、これですね。
早いもので、もう3月中旬です。
3月に入ったと思ったら、もう中旬か、、、
と思う今この頃です。
本当に、時の流れは早いですね。

さて、余談はこれくらいにしておいて
ここからは本題である、「スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その10)」について
お話したいと思います!

 
ちなみに過去のスクラム開発関連の記事をご覧になられていない方は、
こちらからご覧いただけるとより本記事を楽しめると思いますので
良ければご覧ください!!
 
 

レトロスペクティブ手法(Easy As Pie)

Easy As Pieとは

手法の説明に入る前に、皆さんはパイは好きでしょうか?

ちなみに筆者は、あのサクサクして一度食べだすと止まらない。あの感じ大好きです。
本手法は簡潔に説明するとチームで「パイ」を作っていきます。

手法の由来は「easy as pie【(パイを食べるのと同じくらいに)とても簡単な】」という英語に基づいています。

簡単にまとめると、「チームの作業環境はパイを食べるのと同じくらい簡単であるべき」という考えとの事です。

「easy as pie」は俗に言う英語スラングの一種の様ですね。

本日はこちらの手法をご紹介させていただきます。

Easy As Pie のやり方(その1~その3)

その1

「Easy As Pie」 を始めるに当たって、まずはホワイトボード等に5つにスライスしたパイを描きます。

そして、5つのピースに下記内容のラベルを付け、それぞれのラベルについてチーム全体に説明しましょう。

  • Humble Pie – 過ちを認め、謝罪すべき事
  • Shoo Fly Pie – チームの妨げになっているネガティブな事
  • Cutie Pie – 誰かまたは何かへの感謝
  • Pie in the Sky– 「不可能」かもしれないけどやってみたいアイデア
  • Easy As Pie – チームが継続すべきだと思う事

これでチーム全体が、描かれたパイについて大体のイメージができるはずです。

※パイのイメージ(参考:https://www.funretrospectives.com/easy-as-pie/)

その2

続いて、チームメンバー全員で好きなピースに対して自身の考えや意見を書き込んでいきましょう。

ここでのポイントは、遠慮せず思ったことを率直書き込んでいくことです。感じたことを素直に書き込みましょう。

その3

最後です。各ピースへの意見出しが終了したら、恐らくパイには沢山の意見が集まっているはずです。
それらを基にチームで各意見についてディスカッションしましょう。

ここまでやれば「Easy As Pie」は終了となります。お疲れ様でした。

本手法をやるとお腹が空いてきそうですね。

この手法をやってからお昼を迎えるとパイの消費量が増えるとか増えないとか。。。※多分、増えません

最後に

ここまで「Easy As Pie」 について、簡単にご説明させていただきました。
今後も本ブログでは様々なレトロスペクティブ手法についてご紹介する予定です。ですが、もし興味がある方はご自身でも是非調べてみてください。

多少でもこの記事を見てスクラムについて興味を持ったり、理解を深めてくださる方が一人でも多くなれば、加藤は嬉しい限りです。

また、本記事の「Easy As Pie」 についてはこちら(FUN RETOROSPECTIVES)でも詳しく書かれておりますので、もっと詳しくお知りになりたい方は是非ご覧ください。

 
 
~あとがき~
さて、今回もスクラム開発のレトロスペクティブ手法についてお話してきましたが、
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日もそろそろお別れの時間みたいですね。
また、次回の投稿でお会いしましょう!
 
 

 
加藤
加藤

次回、今日の加藤 vol.22 – スクラム開発(レトロスペクティブ手法編 その11) 乞うご期待!!!!