こんにちは!
ERP事業部の大畠です。
寒さに耐えきれず、とうとう我が家にも毎年恒例のこたつを導入しました。
入るとなかなか抜け出せず寝てしまうこともあるので、いい距離感で付き合っていこうと思います(笑)
さて、前回に引き続きGRANDITモジュール研修についてご紹介したいと思います。
今回私が学んだのは、「共通マスタ」にある「取引先マスタ」「得意先マスタ」「仕入先マスタ」についてです。
まず、共通マスタとは…
GRANDIT上のすべての取引や社内管理に共通する情報を管理しているマスタです。例えば、自社部門や社員などがこれにあたります。
取引先・得意先・仕入先の違い
まず、大きく言うと親が取引先で子が得意先・仕入先のイメージです。
取引先…相手に売るのか、相手から買うのかに関わらず業務上で関わる相手先の企業全般を指す。
得意先…自社商品(サービス)の販売先のこと。(相手が顧客側)
仕入先…自社製品の材料の購入元や製造委託先などの販売元のこと。(自社が顧客側)
GRANDITでは上記の3つの情報を、「取引先マスタ」「得意先マスタ」「仕入先マスタ」の3つで管理しています。
例えば、取引先マスタには相手先企業を登録し、その配下部門を用途に合わせて得意先マスタ・仕入先マスタに分けて登録します。
使い方
では、登録した相手先の情報はどのような場面で必要となるのでしょうか?
取引先マスタ
取引先マスタは、相手先企業との正規の取引が決まった段階で登録します。これをしなければ、GRANDIT上で取引やそれに関わる金銭の管理ができないためです。また、「得意先」・「仕入先」の登録は、「取引先マスタ」へ企業情報を登録することが前提となっています。
得意先マスタ
得意先マスタは、取引において自社が販売事業者、相手先が顧客という場合に相手先を登録します。使用用途としては、例えば相手から注文を受けた際に入力する「受注(伝票)入力」の際に、注文元はどこなのかを明らかにするために必ず入力されます。
仕入先マスタ
仕入先マスタは、取引において自社が顧客、相手先が販売事業者という場合に相手先を登録します。使用用途としては、例えば相手に商品の注文をした際に入力する「発注(伝票)入力」の際に、注文先はどこなのかを明らかにするために必ず入力されます。
基本的な流れは以上の通りです。
他にも、消費税の取り扱いや、相手がどれほど信用できるかを決める与信ランクなど、得意先や仕入先の登録時に設定すべきことは多岐に渡ります。しかし、すべて書くと果てしなく長い記事となってしまうので、今回はここまでとさせていただきます!
まだ学び始めたばかりですが、より一層製品知識を身に付けられるよう頑張りたいと思います。