こんにちは。シルバーウィークが近づいてきて、少し胸が高ぶっているERP事業部本社開発部の佐藤です。本日のブログでは、簿記知識の「仕訳とは何なのか」ということについて書いていきます。
「仕訳」と聞いても言葉だけではピンとこないと思いますので、まずは「仕訳」という言葉から解説していきたいと思います。
仕訳とは、「勘定科目」を使いこなして、会社が取引を行う上で発生したお金の動きを記録していくことをいいます。ここでまた「勘定科目」という難しい言葉が出てきました。勘定科目とは、取引で生じた資産、負債、純資産、費用、収益の動きを記録するための分類項目です。おそらくこの言葉だけだと何を言っているんだと思った方が多数いらっしゃると思うので、次に簡単な具体例を出して解説したいと思います。
「Aさんは八百屋を開くために、リンゴを10000円分、現金で仕入れた」という取引が発生したとします。
この時の取引を図示すると以下のようになります。
借方に「仕入」を記述し、貸方に「現金」を記述します。この時の「仕入」、「現金」が勘定科目にあたります。そして、お金の動きを勘定科目に振り分けて管理することを仕訳といいます。
では、少し応用的なケースを考えてみます。
「Aさんは10000円分のリンゴを仕入れ、代金のうち5000円分を現金で、残りの5000円分を掛け(つけ払い)とした。」
この場合の仕訳は以下のようになります。
借方に勘定科目「仕入」を記述し、貸方に勘定科目「現金」、「買掛金」を記述します。このように取引金額が借方=貸方になるように記述していきます。
いかがだったでしょうか。今回は、簿記知識の「仕訳」とは何かということについて書いてみました。最後まで読んでいただきありがとうございました!
読んでいただきありがとうございました!